新しいタスクが作られる際に、タイトルに設定する日付を自動で変更することができます。
例えば、請求書発行のタスクを毎月行う場合、請求書発行だけでは、いつの請求書発行タスクか分かりません。

請求書発行:2024年7月分
請求書発行:2024年8月分
請求書発行:2024年9月分
 ↓ 年月の部分を自動的に変えてタスクを作りたい
請求書発行:{y}年{m}月分

とすれば、繰り返しタスク生成時に年月部分が自動的に変わるようになります。

日付の自動反映機能とは?

毎月の請求書発行や給与計算など、タイトルに年月を入れたいときがあります。
タイトルに{}でくくられた特定の文字列を設定することで、日付が自動的に反映されるようになります。
設定できる種類は以下のとおりです。

例:2024年07月05日(金)

  • {y} … 西暦を設定します(例:2024)
  • {yyyy} … 西暦を設定します(例:2024)
  • {m} … 月を設定します(例:7)
  • {mm} … 月を設定します(例:07)
  • {d} … 日にちを設定します(例:5)
  • {dd} … 日にちを設定します(例:05)
  • {aaa} … 曜日を設定します(例:金)

なお、この機能はタスク開始日が基準です。

翌年、前月、3日後など、日付を計算して自動反映したい

日付の自動反映機能では、基準日(タスク開始日)から起算して翌年、先月、3日後など加算・減算することも可能です。
例えば、タスクの開始日が2024年07月05日(金)だった場合、以下のようになります。

種類設定文字列算出したい日付設定例結果
年の計算{y+NNy}年翌年{y+1y}2025
3年後{y+3y}2027
{y-NNy}年前年{y-1y}2023
2年前{y-2y}2022
月の計算{m+NNm}月翌月{m+1m}8
2か月後{m+2m}9
{m-NNm}月前月{m-1m}6
3か月前{m-3m}4
日の計算{d+NNd}日翌日{d+1d}6
3日後{d+3d}8
{d-NNd}日前日{d-1d}4
5日前{d-5d}30(6月)
曜日の計算{aaa+NNd}翌日の曜日{aaa+1d}
2日後の曜日{aaa+2d}
{aaa-NNd}前日の曜日{aaa-1d}
3日前の曜日{aaa-3d}
※NNには数字が入ります

日付自動反映の設定例の紹介

次に利用の具体例をあげます。

  1. 請求書発行を当月15日に行う
    例:2024/7/15に実施する

    このような場合は、タイトルには以下のように設定します。
    設定内容: {y}年{m}月 請求書発行
    この設定で作成されたタスクは以下のようになります。
対象月タスク開始日作成されるタスクのタイトル
2024年07月分2024/7/152024年7月 請求書発行
2024年08月分2025/8/152024年8月 請求書発行
2024年09月分2024/9/152024年9月 請求書発行
  1. 前月分の給与計算を当月5日に行う
    給与計算は当月に実施するため、給与計算対象月とはズレが生じます。
    例:2024年7月分の給与計算を2024/8/5に実施する

    このような場合は、タイトルには以下のように設定します。
    設定内容: {y-1m}年{m-1m}月分 給与計算
    この設定で作成されたタスクは以下のようになります。
給与対象月タスク開始日作成されるタスクのタイトル
2024年11月分2024/12/052024年11月分 給与計算
2024年12月分2025/1/052024年12月分 給与計算
2025年1月分2025/2/052025年1月分 給与計算
  1. 2か月後の会議室予約を当月20日に行う
    例:2025年1月分の会議室予約を2024/11/20に実施する

    このような場合は、タイトルには以下のように設定します。
    設定内容: {y+2m}年{m+2m}月分 会議室予約
    この設定で作成されたタスクは以下のようになります。
会議室予約対象月タスク開始日作成されるタスクのタイトル
2024年11月分2024/09/202024年11月分 会議室予約
2024年12月分2024/10/202024年12月分 会議室予約
2025年1月分2024/11/202025年1月分 会議室予約
  1. 3ヶ月ごとの備品集計を当月10日行う
    例:2023年9月~2月の備品集計を2024/03/10に実施する

    このような場合は、タイトルには以下のように設定します。
    設定内容: 備品購入集計({y-3m}年{m-3m}月~{y-1m}年{m-1m}月)
    この設定で作成されたタスクは以下のようになります。
備品購入集計対象月タスク開始日作成されるタスクのタイトル
2023年12月~2024年02月2024/3/10備品購入集計(2023年12月~2024年2月)
2024年03月~2024年05月2024/6/10備品購入集計(2024年3月~2024年5月)
2024年06月~2024年08月2024/9/10備品購入集計(2024年6月~2024年8月)
  1. 先月末の締めの確認を当月1日に行う
    例:2024年9月末締めの確認を2024/10/01に実施する

    このような場合は、タイトルには以下のように設定します。
    設定内容: 月末締めの確認({y-1d}年{m-1d}月{d-1d}日{aaa-1d}曜日)
    この設定で作成されたタスクは以下のようになります。
備品購入集計対象月タスク開始日作成されるタスクのタイトル
2023年09月~2024年02月2024/10/1月末締めの確認リスト(2024年09月30日月曜日)
2023年10月~2024年03月2024/11/1月末締めの確認リスト(2024年10月31日木曜日)
2023年11月~2024年04月2024/12/1月末締めの確認リスト(2024年11月30日土曜日)